xlsxの拡張子を持つ通常のエクセルのブックファイルですが、ファイル形式を変えて保存したいと思ったことはありませんか?
逆にcsv形式をエクセルで読み込み、エクセルのファイル形式にしたいこともあると思います。
ここでは、下のデータを例にとりcsv形式で保存するやり方を説明します。
処置の手順
UiPathでの処理としては、このシート上でF12キーを押下して、下の「名前を付けて保存」のダイアアログを表示することから始めます。
下の赤枠に保存先のフルパスを入力します。
フルパスにすることでフォルダを指定する手間が省けます。
次に「ファイルの種類」をアクティブにします。ファイル名を入力した後Tabキーを押下すると、「ファイルの種類」がアクティブになります。
プルダウンメニュで選択する方法もありますが、ここではショートカットします。cキーを2回押下すると、「csv(コンマ区切り)(*.csv)」になります。
[保存]をクリックして完了です。
プロセスを構築する
「Excelアプリケーションスコープ」のアクティを配置し、中には起動するファイルのパスを入力します。
画面は実際にはこのような見え方はしませんが、アクティビティをクリックした中身を繋げて理解しやすくしています。
「名前を付けて保存」ダイアログを表示させるために、F12キーを押下する[ホットキーを押下]アクティビティを配置します。
ファイルを開いたままだとキー入力が受けつけられないので、F12キー入力前にエクセルシートの一部をクリックします。[画面上で指定]をクリックし、たとえばエクセルのシートボタンを指定します。
この際、このアクティビティのプロパティ内で
入力前にクリックをTrueにしておきます
次に変数パネル❶をクリックし、変数の名前❷とcsv形式で保存するフルパス❸を入力します。
[クリップボードに設定]のアクティビティを配置し、先ほど保存先フルパスとした変数を設定します。
[ホットキーを押下]のアクティビティを配置し、ctrlキー+Vキー(クリップボード内の内容ペースト)を押す設定を行います。
さらに❹の[画面上で指定]をクリックします。
「名前を付けて保存」ダイアログのファイル名指定部分で、以下の領域表示になったらクリックします。
領域指定(良い例)・・・本来の文字入力部だけが指定されています。
指定領域(悪い例)・・・右端のvボタンを含んでいる。
次の様になります。次にファイル種類を設定します。
[ホットキーを押下]アクティビティを配置し、tabキーを設定します。
これにより、ダイアログ内のアクティブがファイル名からファイルの種類に移ります。
[ホットキーを押下]アクティビティを2回配置し、いずれもCキー押下を設定します。
最後に[クリック]アクティビティを配置し、[保存]をクリックします。
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