【UiPath】Excelアプリケーションスコープでプロパティが違う

同じUiPathのバージョンであっても、エクセルアプリケーションスコープのプロパティが異なる場合があります。
以下の左右はいずれもUiPath Ver.2020.4.3に配置した［エクセルアプリケーションスコープ］アクティビティのプロパティを示したものです。名前はUiPath.Excel.Activities.ExcelApplicationScopeで差異はありません。

実はこの２つ、ExcelApplicationScopeを格納しているパッケージ
UiPath.Excel.Activities のバージョンが異なります。
具体的には
左がUiPath.Excel.Activitiies Ver.2.5.0
右がUiPath.Excel.Activitiies Ver.2.9.3
のものになります。

どのバージョンを使うべきか

個人的には最新版を使いたいところですが、企業等では安定動作の観点から検証を進めた上で全社展開していることがあります。
情シス等管理部署が推奨しているバージョンを使用することを推奨します。

バージョンを確認・変更する

UiPath.Excel.Activitiesパッケージのバージョン確認は、まず、デザインリボン内の［パッケージを管理］をクリックします。

摘要されているパッケージの一覧が表示されます。ここでは、一番下の赤枠内がUiPath.Excel.Activitiesパッケージのものを示しています。

この例の場合、右端にバージョンが表示されています。