業務効率化の中でPC処理自動化はとても効果的なものです。RPAは自動化のための手段の一つですが、それ以外の自動化もあることを知っておいてください。
例えばACCESSの処理で簡単にマクロで作成できるものを、高価なRPAを採用して実施するというのは無駄な行為になります。
Microsoft Power Automate
元々Flowと呼ばれていたものです。Office365内の処置を自動化することができます。
Office365のユーザであれば追加費用なしで使用できますので、費用対効果の問題等でRPAを採用できない場合に有効です。
Office365内のアプリに限りますが、PC電源をいれてなくても処理できるものがあったりしてメリットが大きいです。
PowerShell
Windowsに標準で入っているPowerShell ISEとその拡張機能であるUiAutomationを使って自動化する方法です。
UiPathなどのRPAが、人のする作業をトレースするいわばアプリケーションを外部から操作するものに対して、アプリケーションを内部から操作するのでより確実な自動化と考えます。
ただし、下の画面だけで拒絶反応を起こす人がいると思いますが、相応のリテラシーが必要と考えます。
VBA・マクロ
ExcelやACCESSなど限定的な用途であれば、VBAやマクロでの処理も可能です。
VBAはリテラシーが必要になりますが、マクロなどは気軽に使えると思いま。
ExcelとACCESSのマクロ登録の概要を下に紹介しますが、想像以上に気軽にできるものです。
Excelのマクロ
マクロの記録をクリックして、その後にエクセルシート内で実施した作業を記録します。
どことなくUiPathのレコーディングに似ています。
ACCESSのマクロ
プルダウンから処理の内容を選ぶだけです。
マウスマクロ
アプリケーションの状態を確認したりせず、単純にマウスなどの入力を行う繰り返し作業だとマウスマクロなども有効と思います。
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