【機械工学】基礎の基礎

機械工学
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大学の機械工学科で学んでいるときに、両親から壊れたミキサーを渡されて「機械の勉強しているから簡単になおせるやろ」と言われました。
まず、治せません。

そもそも機械工学は英語ではMechanical Engineeringであり、Machine Engineeringではありません。大学の学問としての機械は世間一般で認識している機械とは意味合いが異なります。
大学の学問としての機械とは「機械的な作用」=力学を意味しています。
これは大学で学んでいる学生でも誤解している部分で、ロボットを作りたいなどの理由での進学は後々苦しい思いをするかも知れません。

では
機械的な作用とは何か、力のことです。
なので、機械工学科で学ぶ基礎学問は力をあらわす単位N(ニュートン)が基本となっています。

機械を学ぶ中で、重要な4力(よんりき)と言われる学問があります。
この4力はかなり重要で、たとえば大学院の入試試験、第一種国家公務員試験の科目、機械設計技術者試験の受験科目、技術士の受験科目になっています。

具体的な科目名ですが
・材料力学・・・略称:ざいりき
・熱力学・・・略称:ねつりき
・水力学・・・略称:すいりき
・機械力学・・・略称:きりき
となっています。機械力学を除いて3力(さんりき)とされることもあります。

それぞれにキーになる部分があり
熱力学であれば熱力学の法則、
水力学であればベルヌーイの定理
です。

就職に関してはよく、「機械工学科出身者はソツなく潰しが利く」と言われ、たの学科より就職が有利な気がします。

機械工学理工・科学系
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