働き方改革がうたわれる中で、業務効率改善のツールとして注目をあびたRPA。
導入したはいいけど使いこなせておらず、塩漬けになっている人はいませんか。ここでは、使いこなせない原因とその対策について記載します。
経験不足
経験不足です。UiPathを使っていると何をしてもうまく動かないことがあります。
UiPathでのプロセス構築は数学の問題を解くのとおなじで、複数の解法があります。
熟練者になるとプロセス構築の時に複数の方法が頭に思い浮かび、一つの方法を試しながら、「うまくいかなかったら次に○○を試してみよう」となります。
例えば、「別名保存」がうまくいかなかったら、「保存して名前とフォルダを変える」に変えるなどです。
構築には引出しがたくさんある方が有利ですが、引出しを増やすのには経験が必須です。
「タイムアウト」や「要素がみつからない」のエラーが発生する
UiPath を使っている人で、これを経験してイライラで先に進めなくなる人は多いのではないでしょうか。原因としては「タイミングが合わない」
- 先に保存処理したファイルを読み込もうとしたが、保存完了しておらず空振りした。
- ボタンクリックのコマンドを入力したが、ボタンの表示されているダイアログがまだ出現しておらず空振りした。
などでしょうか。これは、UiPathのアクティビティを使って回避できます。
変数やVB.Netが理解できない
習うより慣れろです。
UiPathからこれらの事項に関して理解度テストが出題されるわけではありません。
目標は運用レベルになることです。理解しなくても真似ができたり、調べればヒントが解るサイトを知っておくだけで十分です。
何度か繰り返すと、実践の中で意味が理解できるようになります。
単純に難しい
RPAで全てを解決しようとしていませんか。
単なるツールであることを理解しないと、先には進めません。
例えば、表の計算などをRPAに実施させたりしてませんか。可能ですが、時間もかかりますしRPAでやらせるには難易度が高いです。なにがなんでもRPAではなく、適切な方法があります。
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