PowerShellとは
上記の公式ドキュメント内では次の通り、説明されています
PowerShell は、コマンドライン シェルとスクリプト言語で構成される、クロスプラットフォームのタスク自動化および構成管理フレームワークです。 .NET の共通言語ランタイム (CLR) を基に構築されている PowerShell は、テキストを受け取ってテキストを返す多くのシェルとは異なり、.NET オブジェクトを受け取って返します。 この根本的な変更により、自動化のためのまったく新しいツールと方法になっています。
意味の知らな単語がたくさん出てきて、むずかしいですよね。
簡単に言うと、Windows内の作業を自動化するツールといったところでしょうか。
RPAとの違い
同じ自動化ツールであるRPAと何が違うのか、またどのようなメリット・デメリットがあるのかを簡単に説明します。
RPAとの根本的な違い
例外もありますが、RPAが実際に人がやる操作をPC上でトレースするのを基本にしているのに対して、PowerShellは直接処理のコマンドを内部で与えて処理を行います。
比較
元々、PRAがプログラミングなどの知識を持たない人が自動化することを目的としているので、当然取得難易度としてはPowerShellの方が高くなります。
その分、PowerShellには速度という魅力があります。
項目 | PowerShell | PRA |
---|---|---|
取得難易度 | やや難しい 基礎的なプログラミング知識が必要 | 普通 一部、VB.NETや変数の知識など知識が必要 |
導入コスト | 無料 Windows10標準のPower Shell ISEを使うため | ¥50,000/月~ デスクトップ型やサーバー型で金額に差はあるが、相場は¥50,000程度からか |
属人化 | しやすい | しにくい |
処理速度 | はやい | ふつう |
ソフトバージョンアップの影響 | 受けにくい | 受けやすい |
RPAとの使いわけ
単一のアプリケーションで、単純な処理を大量にこなす場合。速度面でPowerShellが圧倒的に有利です。
例えば、エクセルのヘッダーに文字を追加するなどです。
それでは具体的に記事で説明します。
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