【QC検定】解説_プロダクトアウトとマーケットイン

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プロダクトアウト(Product out)とマーケットイン(Market in)はメーカにおけるモノづくりの姿勢を大別したものです。
QC検定では、両者を対義語として認識してよいでしょう。

プロダクトアウトとマーケットインは名前からイメージを繋げていけばそれほどむずかしい問題にならず、確実に点数を稼げる項目かと思います。

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プロダクトアウト(Product out)

メーカが企業方針や計画を優先させて商品の開発・提供をおこなう方法のことです。
・メーカがいいと思うものを作って、売る
・いいものであれば売れる
という考え方
潜在的なニーズに対応します。

メリット

成功すれば独占的な市場を作り上げることができ、高い収益力につながります。

デメリット

顧客に製品やサービスの価値を伝える必要があり、マーケティングコストがかかります。

マーケットイン(Market in)

顧客のニーズを優先し、顧客の声や視点を元にした商品の開発・提供を行う方法のことです。
・顧客が望むものを作る
・売れるものだけを作り、提供する
という考え方
顕在化したニーズに対応します。

メリット

顧客ニーズに合致することを優先させるので、需要が確保できます。
失敗しにくい商品展開が可能です。

デメリット

画期的な商品が生まれにくくなります。

QC検定での対策

プロダクトアウトは名前の通り、メーカ(生産者)が出すと覚えます。
メーカ側が主体になって出すものであるので、メーカの賞品に対する考えかたを優先します。なので、大当たりするかもしれないし、全く売れない可能性もあります。

マーケットインは名前の通り、マーケット(顧客・市場)から入れると覚えます。
元々顧客のニーズがあるわけだから、大外れしない製品が作れます。しかし、他メーカも真似をしやすいため、製品開発による先行優位性はプロダクトアウトより低いものになります。

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