用語
文の単位
テクニカルライティングでは文の単位に関する設問は見かけませんが、基礎知識として理解しておく必要があります。
文章
文章は、いくつかの文が集まっている文のまとまりです。
段落
段落は、意味がひとまとまりになる文の繋がりです。日本語では段落の先頭を全角一文字あけて表現します。
文
文は、句点「。」で終わるまでの単語の連なりです。文の終わりには必ず句点をつけます。
文節
文を意味が通じる限界で区切ったものです。
高校レベルで学習していると思いますが、間に「ね」を入れても意味を失わない部分での単位です。
例 私は / 大学で / 4年の / 間 / 機械工学を / 学んだ
単語
文を構成する最も小さい単位のことです。
例 私 / は / 学校 / に / 行き / ます
句読点
読点
文中で、理解を助けるためにつける記号「、」です。
句点
文の終わりを示します。表記は「。」です。
敬体と常体
敬体
です・ます調のことです。
文末に「です」「ます」などの丁寧語を用いて統一した文章です。
常体
だ・である調のことです。
敬語を用いず、文末に「だ」「である」などを用いる文章です。
単文と複文、重文
日本語文法での区分です。
単文
述語が1個しかない文のことです。
例 月が昇る。
重文
単文を2個以上並列させ、結びつけた文のことです。重文は単文に切り分けても意味が変わりません。
例 太陽が沈んで、月が昇る。
複文
複文:文中に修飾語・修飾部があり、その中に述語の含まれる文のことです。
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