【資格・検定】テクニカルライティング -視認性-

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資格取得に関わらず、メールを書く際には「視認性」に配慮すると、相手の読みやすさが変わってきます。
文の視認性と書かれてもイメージがわきにくいかもしれません。
端的にいうと、漢字で書けるところをひらがなにして、読み手が理解しやすくすることです。
紙の時代から、ペーパレスの時代にかわった現在、特に重要なテクニックの一つと思います。

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視認性が改善する

文章を漢字を主体にしたものと、ひらがなを主体にしたものを並べてみます。
漢字を主体にしたものは、漢字が続きしっかり文を読まないと内容を理解しにいです。
一方、ひらがなを主体にしたものはキーワードが漢字になってきますので理解が容易になります。

【漢字を主体にしたもの】
先程出席の依頼を受けた会議は、生憎既に別件が入っており出席出来ません。今回は欠席致します。
【ひらがなを主体にしたもの】
さきほど出席の依頼を受けた会議は、あいにく既に別件がはいっており出席できません。今回は欠席いたします。

ひらがなが多すぎのも見にくくなりますので、全文字数の2~4割を漢字にするくらいが良いと思います。

ひらがなにした方がよい文字

あ行

漢字表記かな表記備考
敢えてあえて
当たるあたる
あと
予めあらかじめ
改めてあらためて
表わすあらわす
有るある
併せてあわせて
言う・云ういう
如何いかが
致すいたす
頂くいただく
至るいたる
何時いつ
一層いっそう
一旦いったん
今更いまさら
未だいまだ
居るいる
色々いろいろ
所謂いわゆる
うえ~のうえ
うち~のうち
得るうる
上手くうまく
嬉しいうれしい
概ねおおむね
恐らくおそらく
凡そおよそ
及びおよび

か行

漢字表記かな表記備考
極めてきわめて
下さいください~ください
くらい~くらい~
こと~のこと
ごと~ごと
ころ

さ行

漢字表記かな表記備考
先程さきほど
流石さすが
様々さまざま
更にさらに
し難いしがたい~しがたい
直にじかに
従ってしたがって
暫くしばらく
直ぐにすぐに
既にすでに
即ちすなわち
全てすべて
折角せっかく
是非ぜひぜひ
そば~のそば

た行

漢字表記かな表記備考
大分だいぶ
沢山たくさん
ただただいま
但しただし
例えばたとえば
たび
ため
丁度ちょうど
遂についに
繋ぐつなぐ
出来るできる
通りとおり
とき
何処どこ
ところ
伴いともない
共にともに
捉えるとらえる

な行

漢字表記かな表記備考
無いない
なお
尚更なおさら
中々なかなか
何故なぜ
など
何卒なにとぞ 
何らなんら

は行

漢字表記かな表記備考
甚だはなはだ
ほか
ほど
殆どほとんど

漢字表記かな表記備考
先ずまず
益々ますます
また
全くまったく
まで~まで
滅多にめったに
滅法めっぽう

若しくはもしくは
以ってもって
専らもっぱら
元 / 基 / 下もと
もの
最早もはや

や行

漢字表記かな表記備考
易いやすい
故にゆえに
良いよい
様にように
因ってよって
余程よほど

わ行

漢字表記かな表記備考
わけ
僅かわずか
私達私たち
我々われわれ
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