子どものアトピー性皮膚炎がひどくて。
最近の子どもはアトピー性皮膚炎が多い気がします。実際に増加傾向にあるようね。
原因がわからないことが多いみたいだけど、どうしたら治癒するんだろう。
皮膚科受診で薬での治療がベースになるんでしょうけど、治癒率が低いのもこの病気の特徴になっているわ。なので、我が家では通院に加えて体質改善・環境改善も含めていろんな対応をしているので紹介します。
悪化させないために
紫外線への対策
アトピー性皮膚炎の患者に限らず、強い紫外線に長時間あたり続けるのは肌に対してよいことではありません。
日焼け止めクリームの使用
紫外線は大敵です。
酷くなると赤くなって水疱ができ、さらにそこをかきむしるという悪循環になります。さらに悪化して、ジュクジュクになってしまうと、湿疹の薬ではなく抗生剤の塗布などから治療していく必要があり注意が必要です。日差しの強くなる季節や日はたとえ冬であっても塗るようにします。
塗る箇所は露出部全体ですが、特に皮膚の弱い首筋やおでこ、目の下(目に入らない様に絶対注意)、肘の関節内側、手の甲、足の甲に塗り漏れがないか注意してください。
なお、日焼け止めクリーム自体に刺激があるものもありますので低刺激性のものを選んでください。
ビオレ さらさらUV のびのびキッズミルク(90g)【ビオレさらさらUV】 価格:640円 |
帽子の着用
これも顔の皮膚へのダメージを減らすのに効果的です。幼稚園児であれば外で使う赤白帽子の後ろが伸びて首を覆うようになっているもの(遮熱たれ)もあるので、状況をみて使うのもいいと思います
価格:1,080円 |
自働車窓ガラスへの紫外線カット付与
自動車社内への紫外線の照射は結構強いです。自動車購入にUVカットガラスのオプションが選択できるようなら採用をお勧めします。
UVカットガラスは無理でも、高いUVカット性能を持つカーフィルムがあるのでカー用品店での購入・施工するのでもよいです。
入浴時の対策
水の処理
敏感肌の人には水道水中の塩素量で刺激を感じます。この傾向はやはり都市部で傾向が強いようで、アトピー性皮膚炎には悪影響なようです。
水は変えることができないので、塩素分を抑える入浴剤を入れる等の対策になると思います。
我が家では、実家でドクダミが多く取れるので、煎じて湯舟に入れていました。
塩素除去シャワーヘッド
アトピー性皮膚炎のお子様がいる家庭では、塩素除去シャワーヘッドも必要に応じて使ってください。
温度に注意
高温のお湯は刺激になるので注意が必要です。給湯器の性能で差異があるかもしれませんが、38℃くらいに抑えるのが良いです。
洗う
洗うことで悪化しやすいので、注意してください。
タオルやスポンジでゴシゴシは厳禁です。手のひらで洗うか、泡立てて泡あらいしてください。
身体はアトピー疾患の子ども専用のものを、シャンプーは同じくアトピー疾患の子ども専用あるいはアミノ酸配合のものをお勧めします。
価格:832円 |
価格:937円 |
湯上り後
湯上り後は特に乾燥するので注意が必要です。十分に保湿をしてください。
市販のベビーオイルなどでケアしてください。
価格:2,916円 |
薬局でヒルロイドローションを処方されますが、刺激を感じてかゆみが増す子供もいます。
市販薬で気になる方は、ティーツリーをホホバオイルで薄めて塗るのも良いかと思います。ただし、ティーツリーは殺菌作用が強いので薄めから進めるのがよいでしょう。
なお、ティーツリーはアトピー以外でもいろいろな箇所に使える万能オイルなので常備しておいて損はないと思います。
ティーツリーオイル 60ml 【正規輸入】 オーストアリア産100% ピュアオイル 精油(Tea Tree)ティートリー・アロマオイル(T3)エッセンシャルオイル (送料無料)(クーポン利用可) 価格:2,700円 |
食事
アレルギーパッチテスト
アトピー性皮膚炎が疑われた段階でアレルギーパッチテストをしてください。
なお、卵などのアレルギーは年齢とともに変わりますので、定期的な検査をお勧めします。
特定25品目以外
食品パッケージの後ろに書いてある特定25品目の摂取可否は医者に確認してください。
我が子の場合、卵アレルギーがありましたが、医者からは少量は採るように言われました。
実は、この特定25品目以外にもアトピーに良くないものがあります。
代表的なところでは『コメ』です。コメはもち米の遺伝子にアレルギー物質が含まれています。基本的に『もっちりして美味しい』と言われているブランド米などにはもち米の遺伝子が含まれています。
まずは、もち米を100%で使う お餅 はNGです。
主食である『コメ』を食事から外すのは、小麦もNGな中で大変な対策になります。可能な限り、ご飯を減らし おかず を中心の献立にするようにします。
なお、世の中にはもち米に由来しないコメも存在(うるち米由来)します。ブランド名『ゆきひかり』です。興味があるようでしたらお試しください。
【送料無料・農場直送】30年産北海道旭川産 ゆきひかり10kg 価格:5,378円 |
刺激物の摂取
香辛料をはじめとする刺激物は避けてください。悪化させる原因になります。
ニンニクやショウガは生では刺激がきついです。必ず加熱して少量の使用にとどめてください。
ベーキングパウダー
特にアレルギー反応などはありませんが、ベーキングパウダー自体は金属であるアルミの化合物です。金属成分は一部を除いて摂取は好ましくありません。
摂取しないにこしたことはないので、使用しないようにしています。
服装等
爪の処置
爪は伸ばさないようにしてください。痒いところをかきむしって悪化させる原因になります。これは、足の爪も同様です、左足の爪で右足すねの裏を掻いてしまうこともあります。
必ずヤスリで処理し、気になるようなら就寝時に手袋をさせるなどしてください。
服の素材
化繊やウールなどは刺激の原因になるので、木綿を中心にした素材を選んでいます。
ぬいぐるみ
ぬいぐるみもダストやダニ繁殖の原因になるので、できるだけ避けてください。
とはいうものの、女の子たちにとっては大好きなぬいぐるみです。持たせる場合はで清潔に保つようにしてください。
洗濯
洗浄力が落ち、配管が詰まりやす欠点はありますが、せっけんベースのものを使用します。
サラヤ saraya arau(アラウ)ベビー洗濯用せっけん 本体(800ml)〔赤ちゃん用衣類洗剤 〕 価格:495円 |
住環境ほか
自動車の社内
ダニが多いのが車内です。アトピー疾患の子どもがいるようなら定期的に車内メンテナンスをしてください。プロに依頼するのも良いと思います。
あと、エアコンのエアクリーナも定期的に交換してください。カビが繁殖しやすくなっています。
床素材
フローリング、クッションフロアで埃・ダニの繁殖を抑えてください。最近は畳もナイロン製で清浄に保ちやすくなっているので、こまめに清掃するなら問題ないと思います。
ただし、カーペットやじゅうたんは内部に埃やダニが入り込みやすいので避けた方がよいでしょう。
温湿度
夏は室温を上げすぎず、汗をかかない様にさせてください。アトピー+汗疹で悪化することがあります。
冬は湿度が下がらないように加湿器をつけて適正湿度40~60%に保ってください。かゆみが増すので室温は上げ過ぎないようにします。また、輻射熱系の暖房器具は直接身体にあたると刺激を感じtる気がします。
皮膚科
皮膚科では、悪化すると薬を強くしてという診察しかせず、なかなか根本治療にはたどり着けません。体質改善は可能かもしれませんが、原因に関しては環境面から考察する必要があり困難だからかと思います。
薬を否定するつもりはありませんが、原因となる可能性のあるものを一つでも減じていき、薬を減らしていくのが賢明かと思います。
コメント